二塁に住まう野生児
【寸評】
神様の発注ミスで身体能力がバグった人間…そう評される野球選手。
高校は投手だが全国経験は無く、コントロールは悪く球の速さのみという評価であった。
しかしその身体能力の高さから、野手転向も視野に育成枠でプロ入り。
制球力の悪さは改善できずに育成2年目の春季キャンプから野手転向。
肩の強さから外野手となるが雑なプレーで守備評価は低い。
だが打撃は、打球を内野手がジャンプして取ろうとしたがそのままホームランになった…ファールチップで焦げ臭い匂いが漂った…などの伝説が出来る。
育成2年目の6月に支配下登録されるも、攻守に粗く「加工できない宝石」と呼ばれる。
転機は3年目。
そこで出会ったのが二軍で調整中の上西裕樹。
上西は見事に彼を扱い手懐ける。
彼もまた年上の上西に懐き、彼の指示で守備位置を変えたりするようになる。
外野より性に合うと言う本人と、上西とのコンビから本格的な内野転向を首脳陣は考える。
一軍定着した3年目はケガや休養などで空いた内野の様々なポジションを回り規定打席未到達ながら【率213 8本 21打点】の成績を残す。
内野での本格起用を首脳陣は決めるが、サードには弁慶が異名のスター候補…そしてショートは上西…。
空いていたのが契約で揉めて退団した助っ人が守っていたセカンドであった。
ここで彼は適性を見せ、上西も彼の野生の雑さを上手く扱い、二人の二遊間は「技のショート、力のセカンド」と言われた。
4年目は本格的に二塁手起用される。【率235 17本 65打点】
5年目は野生の力を爆発させて覇権を奪い取る。
打撃は典型的なフリースインガー。
簡単に三球三振になることもあれば、完全試合ペースの投手から完全無欠のホームランを打つ事もある。
低い弾道の打球は、打球音がした時には外野フェンスにボールが直撃していた。
守備ではスーパーキャッチもあれば、普通のゴロをトンネルすることも…
【強肩】ならぬ【狂肩】で160キロに迫る送球で捕球する一塁手が恐れさせる。
盗塁は駆け引きが苦手であまり仕掛けないが三盗を決める事がある。
【査定について】
ラインドライブ
「打球を内野手がジャンプして取ろうとしたがそのままホームランになった」「低い弾道の打球は、打球音がした時には外野フェンスにボールが直撃していた。」
という記述から低弾道の鋭い打球を放つと考察。
三振 調子極端
「簡単に三球三振になることもあれば、完全試合ペースの投手から完全無欠のホームランを打つ事もある。」
という記述から三振が多く好不調の波が激しいと判断。
肩力
「160キロに迫る送球で捕球する一塁手が恐れさせる。」
という記述から肩の強さは球界トップクラスだと判断。
捕球 送球F エラー
「雑なプレーで守備評価は低い。」「普通のゴロをトンネルすることも…」「【強肩】ならぬ【狂肩】」
という記述から捕球ミスが多く、送球面に不安要素があると判断し、捕球・送球をFにしてエラーをつけました。
走力 走塁B ホーム突入 積極走塁
という記述から走力を高くし、走塁系の特能を付けました。
盗塁F 慎重盗塁
「盗塁は駆け引きが苦手であまり仕掛けない」
という記述から成功率が低く、企図数が少ないと判断。
【筆者の一言】
架空選手第4弾。こうゆう尖りまくった能力の選手が好みです。
参考資料