ただ息子の夢を叶えたい
【寸評】
プロから指名を受けた彼は迷っていた。
社会人野球・右投げ右打ちの遊撃手24歳。
年齢だけが理由ではなかった。
彼は家庭を持っていた。
幼馴染みの女性と純愛を貫き高校で野球人生を終えるつもりであったが社会人野球が声を掛ける。
「野球があなたの全て。何で行かないの?」
彼女の為に良い大学に入り就職する…そう考えていた彼に彼女は社会人野球行きを強く勧めると、野球をしながら給料が貰えると彼は社会人野球行きを決意する。
19歳で結婚し20歳で第一子が誕生。
守るべきモノが出来ても野球ができる事に幸せを感じる彼に内野陣が手薄なプロ球団が目をつける。
迷う彼に今度は4歳の息子が後を押す。
「パパはなんで野球してるのにテレビに映らないの?」
妻からも尻を叩かれプロ入りを決意すると、1年目から一軍定着し「派手さはないが守備で飯が食っていける」と評価される。
だが息子に少しでも長くプレーをしている姿を見せる為にトレーニング・食事・ケアなど怠らず38歳まで遊撃手を務める。
その年に球団は1人の高卒遊撃手をドラフトで獲得する
それは彼の息子であった。
15年目に彼は負担軽減の為に三塁手にコンバートするが、その三塁手でもGGを獲得する。
40歳16年目…彼が長年守っていた遊撃手の位置に2年目19歳が守った。
彼の息子が…
日本プロ野球初の親子同時出場を果たした瞬間であった。
16年目 率.302(474-143) 5本 46打点 5盗塁 GG賞
元は俊足堅守の遊撃手。好プレーを普通のプレーに見せる玄人好みで遊撃で8度、三塁でも2年連続でGG賞を獲得した。
肩は強くないが送球技術と相手打者によって守備位置を変えてカバーする。
走力は衰えを見せるが内野手としては十分な脚力と卓越した走塁技術を持ち合わせる。
打撃
守備の人であるが、16年間で通算6度の打率3割超え、長年プロで生き抜く為に流し打ちやバントを磨いた。
家庭持ち根性からくる勝負強さがあり、2番の他に6番も担当する。
「正直緊張しますよ。横にいる若手ショート(息子)の前で恥は掛けません(笑)」
【査定について】
守備力 守備職人
「好プレーを普通のプレーに見せる玄人好みで遊撃で8度、三塁でも2年連続でGG賞を獲得した。」
という記述から守備力を高く設定。今回はあえて遊撃をメインポジションにし、三塁でもGG賞を取れそうな数値になるよう調整しました。
送球B
「肩は強くないが送球技術と相手打者によって守備位置を変えてカバーする。」
という記述から
流し打ち バント職人
「16年間で通算6度の打率3割超え、長年プロで生き抜く為に流し打ちやバントを磨いた。」
という記述から。
【筆者の一言】
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参考資料
漆さんLOVE(ID:URSIHALOVE)が受け取ったお題 | リクエスト応えて頂きありがとうございます。 もしお時間があれば! 【親子鷹】 メジャーでは多くの… | お題箱