ガラスの天才
【寸評】
大学リーグでの打撃記録を全て塗り替えた天才。左投げ左打ちの外野手
1年目から率.327(413-135) 15本 71打点と天才ぶりを見せつける。
だがここから彼の試練が始まる。
2年目にオープン戦で守備でフェンスに激怒し半月板損傷。復帰は9月半ばまでずれ込む。
3年目は開幕スタメンも4月中旬に死球で左手首を骨折。復帰途中の7月の二軍戦で自打球で右足の甲を骨折。
4年目は6月まで首位打者ペースでいたが、盗塁の際に二塁手と交錯して左脚腓骨を骨折。
5年目に守備負担軽減を目的にそれまで守っていたセンターから一塁手にコンバート。
慣れない一塁手に戸惑うも1年間を乗り切る。率.303(476-144) 15本 56打点 8盗塁
そしてシン機動破壊となったプロ入り6年目
四番として全試合出場を果たす。
6年目 率.267(430-115) 15本 113打点 18盗塁
四番で一塁手というポジションでは珍しく18盗塁で機動破壊野球を体現した四番となった。
打率こそ低いがこれは切り込み3人衆の仕掛ける盗塁のアシストやケース打撃を優先させた為。
それでも100打点超えは打撃が如何に優れているかの証拠であろう。
長打は引っ張り傾向でライナーでライトスタンドにホームランをさせていたが、今年は反対方向に流す打撃や犠牲フライなどを狙う打撃に徹していた。
走塁は俊足でリーグでもトップクラスであったが、ケガの影響で全力疾走はなるべく避ける傾向から、中の上ほどのスプリントスピードとなる。
それでも卓越した駆け引きで18盗塁は流石といえる。
守備はセンターで守備評価も高いが、この2年間は一塁手として主に出場している。
本人は一塁は好きではないが、一塁手としては優秀な部類であり、内野の守備向上に一役買っている。
上記の身体の事もあり積極的な走塁は控えており、盗塁もあくまで相手のスキを狙って高いリスクは避けている。
【査定について】
プルヒッター ラインドライブ
「長打は引っ張り傾向でライナーでライトスタンドにホームランをさせていた」
という記述から。
流し打ち チームプレイ○
「今年は反対方向に流す打撃や犠牲フライなどを狙う打撃に徹していた。」
という記述から。
【筆者の一言】
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参考資料