愛する弟のために
【寸評】
琉球ブラックサンダースに所属するポニキの愛称のCJポールには兄がいた。
7歳年上の兄はポールにとっては憧れであり、メジャーリーグの英雄であった。
ホームラン王を2度、打点王を1回、MVPを1回とベースボールでの栄光を欲しいままにしていた。
そんな彼がキャリアの集大成に選んだのが、愛する弟がプレイする日本であった。
「同じアスリートである弟は尊敬しているし、彼がプレーする日本でプレイしたい。」
アメリカの所属球団の契約延長を断り来日。
弟と同じ球団に入団する。
超大物が来たとマスコミは騒いだが、既にキャリアの晩年…活躍には懐疑的であった。
キャンプとオープン戦ではバットを振らない独特な調整方で周囲を驚かせるが、開幕戦では決勝アーチを放ち格の違いを見せつける。
天才的なプレーを見せるが、やはり衰えは隠せず夏場に離脱する時もあり1年目は【率324 23本 81打点】規定打席にはギリギリ到達であった。
翌年での現役引退を表明しており、弟共にリーグ制覇に燃える。
アメリカでの全盛期ではホームランを狙う長距離砲であったが、変化球勝負が多い日本ではモデルチェンジ(身体的衰えもある)中距離のアベレージタイプになっている。
広角にコンパクトに打ち分けるが、長打が必要な場面ではしっかりとホームランを狙うスター性は失わない。
守備走塁面の衰えは隠せず、終盤では守備固めを送られる。
大物だが日本野球を見下す事なく、紳士的に振る舞い、チームメイトから弟のCJポール共にチームに溶け込む。
ブラックサンダース創設から応援していた応援団長の訃報を聞くと、その日の試合で決勝のホームランを打ちダイヤモンドを一周する際は一切喜ばす、ホームベースで涙目で天に両人差指を掲げて哀悼の意を表す。
ヒーローインタビューでは「今日のホームランを彼に捧げたい」とファンの心を鷲掴みにしたぐう聖である。
【査定について】
パワー プルヒッター 流し打ち
「広角にコンパクトに打ち分けるが、長打が必要な場面ではしっかりとホームランを狙う」という記述から連想。プルヒッターを広角打法にするか迷いましたが、今回はプルヒッターにしました。
固め打ち アウトコースヒッター
「天才的なプレーを見せるが〜」という記述から連想。それっぽいかなと思ったので採用。
守備・走塁
「守備走塁面の衰えは隠せず、終盤では守備固めを送られる。」という記述から低めに設定。
ケガしにくさ
「夏場に離脱する時もあり〜」「規定打席にはギリギリ到達であった。」という記述からケガしにくさを1ランクダウン。
登録名
弟と同じだとややこしいので変えました。
パワター
弟のをベースにしてアレンジしました。
【筆者の一言】
リクエスト案件。ポールに兄がいるという新設定は面白いね。
リクエストはこちらまで↓
漆さんLOVEのお題箱 (@URSIHALOVE) | お題箱
参考資料